コラム

論文の英語翻訳の見積りをとるには

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論文を海外で発表したり、
海外雑誌へ投稿したりする場合、
世界共通語とされる英語の論文である必要があります。
また、提出や投稿の際には、
ネイティブスピーカーによるチェックを受けていることが必須とされ、証明書の提出も求められたり、チェックを受けた業者やネイティブの名前を提示する必要があります。

つまり、英語で論文が書けるレベルの語学力がある場合でも、ネイティブによるチェックは必須なわけですから、専門の業者へ依頼することになります。

まずは、見積りを取る作業になるでしょう。
見積りの方法は、業者により様々ですが、
日本語から英語へ翻訳してもらう場合は、日本語の原稿を、
英語を校正してもらう場合は英語の原稿を
業者へ提出してしまうことが一番具体的な見積り内容を知ることができると思います。

分野や専門度により、料金は異なるでしょうし、納期も業者の混み具合によって異なります。
希望の納期や予算があれば、予め相談しておくことをお勧めします。

研究費等もあり経費に余裕がなく少しでも料金を抑えたい、という場合には、事前にちょっと手間を掛ければ削減できる場合があります。
料金を抑えたいからといって、料金だけを見て一番安い業者に依頼するというのは、
危険ですので、気をつけてください。

この方法は、業者が、元の原稿をベースとして料金を出している場合に限りますが、
まずは作業不要と思われるところを赤字にしたりマーカーをつけたりして明確にします。
表の数字や人名、住所等チェックを受ける必要が無い箇所です。
ここを対象外にしてもらえば、その分、料金は減ると思います。

日本語原稿の場合は、それに加え、漢字の利用ができます。
例えば、「ありがとうございます(10文字)」を「有難うございます(8文字)」としたり、人名をA などのアルファベットにしたり、社名をA社などと置き換えることで、文字数の削減になります。
しかし、英語の正式名がわからない場合などは、無理に置き換えず、プロに任せることをお勧めします。

忙しい中でも、少しだけ原稿を見直してから見積り依頼をすれば、コストも納期も抑えられ、効率的に作業も進むと思います。
業者選びは慎重にならなければならない分、
依頼する側がしっかりと要望を伝えたりしてその対応を見ることが大切です。

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