英文校正とは何か
研究や学問の世界でも、共通語は英語です。世界中で学会が行われていたり、研究所や大学には世界中から研究者が集まります。
特に医学分野における学会や論文投稿は動きが盛んでシーズン問わず論文の作成や発表原稿の作成に追われている研究者や教授の皆様が多くいらっしゃいます。
英語を使いこなす方も多く、論文や原稿を英語で作成される方がここ最近かなり増えています。
それに伴い需要が増えているのが、英文校正(英文校閲、ネイティブチェック)です。
英文校正(英文校閲、ネイティブチェック)とは、作成された英文を校正専門のネイティブがチェックをし、文法など英語の間違いをしっかり修正していく作業です。
学会や論文投稿では、英語のミスが1つでもあれば審査ではねられてしまいます。
そこで、必須事項として、プロによるネイティブチェックが求められます。
英文法や言い回しのチェックだけではなく、文化的背景や各分野の論文形式などの観点からも的確にチェックされるので、論文がより自然で、洗練された仕上がりになります。
ネイティブチェックをしたという証明書を一緒に提出するのが一般的です。
便利な変更履歴機能
英文校正(英文校閲、ネイティブチェック)を専門業者に依頼する場合、ワードファイルで論文や原稿を作成しておくことをお勧めします。
数式や特殊なソフトを使用して作成するとそうはいかないかもしれませんが、ワードをお勧めする理由は、PDFにも、EXCELにも、PowerPointにも備わっていない「変更履歴」機能がWORDにはあるからです。
「変更履歴」機能とは、MSワードに含まれている機能で、特別なソフトなどは必要ありません。論文のどこを、誰が、どのように直したのかが一目で分かります。
変更内容は元に戻すことも出来ますので、著者は、その変更内容を承諾するか否かを判断することも可能になります。いわば、修正の足跡をつけてくれる機能です。
MS WORDのバージョンによって表示箇所など異なりますが、2016年4月の時点での最新バージョンの場合、ワード上部に、「校閲」というタブがあります。
そこを開いて「変更履歴の記録」をクリックすれば変更履歴がつくようになります。
修正の足跡を残してくれることで、どこがどのように修正されたかが一目瞭然なので、わかりやすいことと、修正を承諾するか否かを選びそのまま文書に反映できるので、全体的に作業がやりやすいと思います。
EXCELやPowerPointにはこの機能が無いので、修正はそのまま上書きするようになります。 そうなるとどこがどのように修正されたかを修正前の原稿と照らし合わせて確認しなければなりません。
以上のような点からもWORDでの校正依頼はお勧めです。
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