コラム

投稿論文を翻訳する料金を比較してみる

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投稿論文 翻訳

ここ最近、ChatGPTが話題のAIチャットボットやDeepLやGoogle翻訳のような翻訳ツールが日常生活の一部となりつつあり、その便利さや精度の高さから、一度は利用されたことのある方も多いのではないでしょうか。

例えば、ChatGPTに日本語で質問を入力すると、瞬時に、かつ、説得力のある回答を日本語で得られるだけではなく、実は瞬時に日本語から英語、英語から日本語という翻訳も行っています。

しかも、驚くべきは精度の高さです。行政機関でも業務導入が始まり、急拡大しています。

こうなってくると、翻訳専門会社の役割とは何なのか。疑問に思わずにいられません。無料で利用できるチャットボットや翻訳ツールで充分ではないのか…。

しかし、同時に、翻訳専門会社も増え続けているという現実もあるのです。

翻訳ツールの翻訳では不十分

ChatGPT

昔に比べ、翻訳ツールの精度は劇的に上がっています。

しかし、英語圏のネイティブが翻訳ツールで訳された英文を見たとき、翻訳ツールを使ったことを簡単に見破ってしまうのです。

精度が上がっても、英語圏のネイティブが見ると不十分ということでしょうか。

となると、海外へ向けたパンフレット、カタログ、ウェブサイト等、世界へ向けて公開する文章を、翻訳ツールで訳すだけで充分だと思いますでしょうか。

コロナ禍から第5類となり、海外旅行へ行く機会も戻ってきました。海外の観光地では日本語表記が見られる場所も増えました。

しかし、その日本語表記が不自然に感じたことはありませんか。言いたいことはわかるけど・・・なんか変だなあと。

一方で、海外のショッピングサイトや、海外のレストランの日本語メニューに、完璧に自然な日本語が表示されている場合、そのサイトや企業への信頼度が上がりませんでしょうか。

間違いだらけの不自然な日本語のショッピングサイトで買い物をするのを躊躇してしまうことが筆者もあります。

投稿論文の翻訳は高い品質が求められる

投稿論文を翻訳するなら

翻訳専門会社は、有料で翻訳の依頼を受けているからこそ、完璧な品質の外国語を提供できる体制を整えています。翻訳会社は人力のみで、機械翻訳は一切使用しません。

さらに、「ネイティブチェック」という翻訳言語を母国語とする作業者による最終チェックが入るので、品質の点でまず信頼ができるのです

例えば、学術論文のような専門性の高い内容の場合、依頼分野の知識や経験を有した翻訳者が翻訳をするということは当たり前であり、且つ、論文であるという用途をふまえ、論文に適切な表現や形式に仕上げます。

特に海外雑誌に投稿する論文は、ネイティブチェックが必須であり、証明書の提出が求められるほど厳しく規定されています。

機械翻訳で仕上げられた論文は、残念ながら論外です。

人力によるプロの翻訳は、その文書の用途や顧客の要望に留意し、その言語を母国語とする方々に不自然さを与えず、信頼につながる高品質な翻訳成果を期待し、その対価を料金として払うものです。

投稿論文を翻訳する料金の相場

では、その料金相場はどのくらいなのでしょうか。 実際のところ、その料金体系は、翻訳会社により異なります。

例えば、日本語から英語への翻訳の場合、 原稿の日本語文字数をベースに料金や納期を算出する会社、 仕上がりの英語の単語数をベースに料金や納期を算出する会社、 ネイティブチェックが別料金である会社など・・・

正直、料金だけで決めるのはお勧めできません。

料金以外の条件(対応、品質、スピード等)も併せて比較検討の材料とし、料金に見合った品質で、要望をかなえてくれるのかどうか、総合的に判断されることが大切であると思います。

信頼して任せられる翻訳専門会社に出会えれば、その後はその会社をパートナーとし翻訳作業を全て任せられるのですから。

業務のパートナー選びという感じかもしれません。慎重に選びたいですね。

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