コラム

お急ぎの場合の所謂「スピード翻訳」について

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お客様のご希望により、納期を通常のそれ(スタンダード)よりも、数日あるいは週単位で縮めて欲しいというご依頼をいただくことがございます。
このスピード時代において、当然のことですが、こと翻訳の業界においては、翻訳者が人間である以上、
そのスピードアップにも、いろいろな要素が関係してきます。

機械翻訳、あるいは、Excite、Google、Yahoo などの無料で翻訳サービスを提供しているサイトでは、
例えばExcite の無料翻訳ページであれば、画面向かって左側の欄の原語をドイツ語に設定、翻訳後の言語を日本語に設定して、ボタンを押せば、訳文が瞬時に、表示されます。
無料ですので、翻訳会社の見積と見比べたら、当然激安です。
価格は実質ゼロですので。

ただし、タダより高いものはない。
最近の機械翻訳ソフトウェアはかなり進化しているとは言え、まだまだ摩訶不思議な訳文が出現します。

これでは技術翻訳など、専門性の高い分野では、まだまだ使い物にはなりません。
そこには専門知識と高度な言語レベルを持った翻訳者の介在が必要です。

弊社ではお客様からメール等で翻訳原稿をいただきましたら、
例えば、IT関連のマニュアルを英語から日本語への翻訳の場合、英語の単語(ワード数)をもとに、御見積を作成します。
その御見積はお客様から、特に別途のご依頼のない場合は、通常納期での対応となります。
従いまして翻訳料金も通常のチャージとなります。

そして、その通常納期から、どれだけ納品日を短縮するかによって、翻訳料金、すなわちエクストラ・チャージが決定します。
法人の株式会社など企業から、大学、各種団体、および個人に至るまでご依頼方法、料金においても見積方法の相違はございません。

また翻訳者のスケジュール状況により、翻訳の納品がご希望の納期に短縮が可能であると判明した場合は、そのまま通常納期の料金で対応いたします。
この場合、納期を短縮する(スピードを上げる)ことにより、別途エクストラ・チャージ、ミニマム・チャージをいただくことはございません
したがいまして私どもでは、十把ひとからげのスピード翻訳の対応ではなく、個々のお客様のご要望に応じて柔軟に対応いたします。

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